【おすすめ5選】初めてのモンゴル旅行で行ってよかった観光スポット – 8日間滞在した感想と体験談

モンゴル

モンゴルは広大な自然が魅力の国。
初めて訪れる旅行者にとって、どこに行くべきか迷うことも多いでしょう。

この記事では、8日間の旅行で実際に「行ってよかった」と感じたおすすめの観光スポット5選を紹介します!雄大な自然を堪能できる場所から、歴史や文化を感じられるスポットまで、初めてのモンゴル旅行でも楽しめる旅のハイライトを、実体験をもとにお届けします!

テレルジ国立公園 – モンゴルに来たなら雄大な自然を楽しみたいですよね!

モンゴル旅行の準備 – 持ち物・費用・注意点

まずはモンゴル旅行の準備について、簡単にまとめます。

旅行前の準備と持ち物

まず、持ち物については、モンゴルの気候が大きなポイントです。
私が訪れたのは8月でしたが、昼夜の気温差が大きいです。昼間はTシャツ1枚でも暑いぐらいですが、夜はTシャツの上からパーカーなど1枚羽織れると良いでしょう。また、日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めも忘れずに持参しましょう。

サインシャンドで泊まったツーリストゲル

ゲルに宿泊する場合は、虫が多いため注意が必要です。蚊取り線香があると良いかもしれません。私が泊まったゲルは夜になると部屋の中に大量の虫(蠅や蛾など)が入ってきたため、安心して眠ることができませんでした…

8日間のモンゴル旅行の費用

費用については別記事でまとめようと思います。

モンゴルの治安

治安面でモンゴルは比較的安全な国ですが、観光地や市場ではスリや置き引きに注意しましょう。私が出会った範囲では親切で親日的な人が多かったので、何か困ったことがあれば周りの人に助けを求めましょう。

モンゴルを知るために読んだ本

モンゴル旅行の準備のために読んだのは以下の2冊です。

現代モンゴルを知るための50章 (エリア・スタディーズ133)(小長谷有紀・前川愛著, 明石書店)

こちらは、モンゴルの歴史や文化をざっと理解するのに役立ちます。興味がある章だけ読んでみるのもおすすめです。

ウランバートル捕虜収容病院(山邊愼吾著, 草思社)

この本の著者は、終戦後にソ連軍によってモンゴルに抑留され、ウランバートルにある捕虜収容病院(この記事で紹介します)にて勤務されていた方です。モンゴルにおける強制労働の実態がありありと描かれています。

モンゴルのおすすめ観光地5選

私の実体験をもとに、おすすめの観光地を5つ紹介します!

おすすめ① 日本人慰霊碑 & アムラルト捕虜収容病院

日本人慰霊碑前に供えられた花束

1つ目は、ウランバートル郊外にある日本人慰霊碑と前述した捕虜収容病院です。

見どころ
  • 2001年に建てられた立派な慰霊碑
  • モンゴル抑留の歴史に触れられる

この慰霊碑は、終戦後にモンゴルで抑留され亡くなった日本人捕虜を追悼するために、2001年10月に建立されました。その碑には「さきの大戦の後1945年から1947年までの間に祖国への帰還を希みながらこの大地で亡くなられた日本人の方々を偲び平和への思いをこめてこの碑を建設する」と刻まれています。

右の建物がかつての捕虜収容病院(建て替え済)

アムラルト捕虜収容病院は、慰霊碑から徒歩20分ほどの場所にあります。ダンバダルジャー寺院内にあります。終戦後は日本人抑留者の病院として機能していました。この病院については、先述した「ウランバートル捕虜収容病院」に詳しいです。軍医候補生だった著者は、モンゴルで抑留中にこの病院で勤務し、他の抑留者の治療活動を行いました。抑留中、無念にも病院で亡くなった方を、ダンバダルジャーの墓地(現在慰霊碑がある場所)に埋葬しに行ったりもしていたそうです。

日本人慰霊碑とアムラルト捕虜収容病院への行き方は以下の記事で解説しています。

日本人慰霊碑への行き方

場所:Google Map
行き方:ウランバートル中心部からバスと徒歩で約1時間
行き方の詳細:ウランバートルの日本人慰霊碑とアムラルト捕虜収容病院への行き方

おすすめ② サインシャンド(東ゴビ砂漠)

東ゴビ砂漠のラクダ

サインシャンドはモンゴルの東ゴビ砂漠に位置し、広大な自然と神秘的なエネルギーで知られる観光地です。

見どころ
  • 果てしない草原と砂漠の景色を堪能できる
  • 天候によっては美しい星空も見られる
  • 「シャンバラ・ランド」と呼ばれる神秘的なパワースポットが有名

首都ウランバートルから鉄道で約9時間と少し遠いですが、ゴビ砂漠特有の乾燥した気候と、広大な砂丘や果てしない草原が広がる風景は、日本とは異なるスケールの大きな大自然を感じさせてくれます!

この広い草原!

個人的に特に印象的だったのは、青い空と草原の景色です。地平線まで草原が広がっていて、心を解き放つような開放感を与えてくれます。東ゴビ砂漠の厳しい環境の中でも、草原には様々な花が咲いていて、自然の美しさとたくましさを感じました。

サインシャンドについては以下の記事で詳しく書いています。ぜひ読んでみてください!

サインシャンドへの行き方

場所:Google Map
行き方:ウランバートル駅から鉄道で約9時間(私はツアーで行きました)
関連記事を読む:サインシャンド3泊4日ツアーの感想 – 費用や注意点、具体的なツアー内容を紹介

おすすめ③ テレルジ国立公園

テレルジ国立公園の見どころ「亀石」

テレルジ国立公園は首都ウランバートルから車で1.5時間とアクセスが良く、かつモンゴルの雄大な大自然をめいっぱい感じられる場所です。

見どころ
  • 美しい山々と草原の景色を堪能できる
  • 天候によっては美しい星空も見られる
  • 様々な動物と触れ合うことができる(乗馬体験もできる)

険しい山々と広大な草原が特徴で、夜には美しい星空が見られることも!

間近で動物を見ることもできる

また、公園内では、馬、牛、羊、ヤクなどの動物(家畜)を至るところで見かけることができると思います。遊牧民の生活に想いを馳せつつ、のんびりとその風景を眺める時間は、最高に贅沢なものでした。

テレルジ国立公園へはツアーで行きました。以下の記事で詳しく書いています。ぜひ読んでみてください!

テレルジ国立公園への行き方

場所:Google Map
行き方:ウランバートルから車で1.5時間(私はツアーで行きました)
関連記事を読む:テレルジ国立公園の1泊2日ツアーの感想 – 費用や注意点、具体的なツアー内容を紹介

おすすめ④ モンゴル縦貫鉄道

ウランバートル駅から鉄道に乗る

4つ目は、モンゴル縦貫鉄道です。

見どころ
  • 中国・ロシアとも繋がる鉄道路線
  • 車窓から見える雄大な草原の景色が素晴らしい!

モンゴル縦貫鉄道は、その名の通りモンゴルを縦に貫く鉄道路線で、北はロシアのウラン・ウデ駅でシベリア鉄道に接続し、南は中国の二連浩特駅から北京へと至ります。週に1回、K3/4次列車という北京とモスクワを結ぶ列車も運行されているそうです。

車窓から見た朝の草原

私はサインシャンドへ行く際に、首都のウランバートルからこの鉄道に乗ったのですが、車窓から見える雄大なモンゴルの草原の風景は、本当に素晴らしかったです!

モンゴル縦貫鉄道の見どころは、以下の記事でもっと詳しく書いています。ぜひ読んでみてください!

おすすめ⑤ ウランバートル市街地

VIVANTのロケ地 – スフバートル広場

ウランバートル市街地には多くの見どころがありますが、ここで紹介したいのはTBSのドラマ「VIVANT」のロケ地です!

見どころ
  • 観光地として人気のスフバートル広場や国立ドラマ劇場
  • モンゴルの歴史と文化が感じられる

スフバートル広場や国立ドラマ劇場は、ウランバートルの中心部にあるためアクセスしやすいでしょう。

VIVANTのロケ地 – 国立ドラマ劇場

また、ウランバートルには美味しい料理が食べられるお店もたくさんあるので、ぜひ訪れてみてください。以下の記事で紹介しています!

まとめ

以上、モンゴルで「行ってよかった」と感じたおすすめの観光スポット5選でした!
参考になれば幸いです!

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