朱記餡餅粥（永康店）の絶品グルメ！肉汁あふれる小籠包＆甘旨牛肉乾麺を実食レポ！

台北・永康街といえば「鼎泰豊」が有名ですが、地元の人々に愛されるローカルグルメを楽しみたいなら「朱記餡餅粥」も外せません。創業50年以上の老舗 で、台湾グルメをしっかり味わいたい方にぴったりなお店です！

今回（2025年2月）、台湾人の友人に勧められて訪れたのですが、素晴らしいお店だったので感想を書いていきます！

朱記餡餅粥とは？

台北の人気観光地「永康街「（ヨンカンジエ）」に店を構える「朱記餡餅粥（永康店）」は、台湾ローカルの味を楽しめる老舗の中華料理店です。永康街といえば「鼎泰豊」の本店が有名ですが、朱記餡餅粥はよりローカル感が強く、観光客よりも地元の人に愛されるお店のようです。

所在地：台北市大安區永康街6巷10號

「朱記」の歴史は長く、1973年に創業者の朱老先生が開業し、中国北方料理の名店として人気に。現在は、台湾北部を中心に21店舗をも展開するチェーン店となりました。駅ビルやデパートにも入っていることが多く、地元の人の普段使いのお店として定着しています。永康店はその中でも観光エリアにありながら、日本人観光客の姿は少なく、地元の老夫婦や家族連れが多いのが特徴。台湾ならではの庶民的な雰囲気を味わいたい人におすすめのお店です。

公式サイト：朱記餡餅粥店 ZHUJI 官方網站 – 傳承數十年的北方麵食專家

実食レビュー｜小籠包 & 牛肉乾麺

実際に食べた感想を書いていきます！

小籠包

朱記餡餅粥の小籠包は、モチッとした少し厚めの皮と、じゅわっと溢れる肉汁が特徴 です。一般的に台北の小籠包といえば「鼎泰豊」のような薄皮タイプが主流ですが、朱記の小籠包はややしっかりした皮で食べ応えがある のがポイント。

ひと口かじると、熱々のスープがじゅわっと口の中に広がり、豚肉の旨味とほんのりした甘みが感じられます。餡はクセがなく、肉の臭みもほとんどなし。しっかりと味付けされているので、お酢や生姜を加えずにそのまま食べても美味しいかったです。

鼎泰豊の繊細な味とは異なり、どこか素朴で家庭的な味わい なので、地元の人々に長年愛されているのも納得です。

熱々の小籠包はやけどに注意しつつ、まずはそのまま、次にお酢や生姜を加えて味の変化を楽しむのがおすすめです！

牛肉乾麺

朱記餡餅粥の牛肉乾麺は、一般的なスープ入りの牛肉麺とは異なり、スープがほとんどない「まぜ麺」スタイル。甘めのタレがしっかり絡んだ麺と、ホロホロに煮込まれた牛肉が特徴 です。

まず、麺は中太のややコシがあるタイプで、タレとの絡みが抜群。一口食べると、甘辛い醤油ベースのタレがふわっと広がり、ほんのり八角の風味も感じられます。味付けは濃すぎず、日本人の舌にも馴染みやすい印象です。

牛肉は、長時間煮込まれて柔らかく、脂っぽさが少ない のがポイント。牛肉独特の臭みはほとんどなく、甘めのタレが肉の旨味を引き立てています。食べ進めると、麺とタレ、牛肉が絶妙に絡み合い、最後まで飽きずに楽しめます。

全体的に、濃厚すぎず、でもしっかり味があるバランスの良い一杯。小籠包と一緒に注文すれば、違った味の組み合わせを楽しめるのでおすすめです！

店内の雰囲気｜ローカル感のある食堂

朱記餡餅粥（永康店）は、観光地・永康街にありながら、ローカル感が強いのが特徴です。店内はシンプルで飾り気がなく、庶民的な食堂の雰囲気。

客層は、地元の老夫婦や家族連れが多く、日本人観光客の姿は少なめ。台湾のローカルな食文化を体験したい人にはぴったりの雰囲気です。店内は大衆食堂らしく活気がありますが、騒がしすぎることはなく、落ち着いて食事を楽しめる空間 になっています。

混雑状況とおすすめの訪問時間

朱記餡餅粥（永康店）は、ランチタイムに特に混雑します。私が訪れたときは、11:30頃にはほぼ満席になっていました。12:00を過ぎるとさらに混み合い、店の外には列ができていました。地元の人たちのほか、周辺で働くビジネスマンも多く訪れるため、回転は比較的早いものの、ピーク時には待ち時間が発生する可能性があります。

混雑を避けてスムーズに食事を楽しむなら、開店直後の11:00頃か、ピークを過ぎた14:00以降の訪問がおすすめです。

まとめ｜朱記餡餅粥 永康店はこんな人におすすめ

朱記餡餅粥は、ローカルな雰囲気の中で本格的な料理を楽しめる老舗です。小籠包や餡餅、牛肉麺、炒飯、葱油餅など、シンプルながら味わい深いメニューが揃っているので、台湾グルメをしっかり味わいたい人にはぴったりです。

特におすすめなのは、以下のような人です。

永康街観光の合間に、地元の人々に混じって台湾の伝統的な味を楽しんでみてはいかがでしょうか？

では、今回は以上です！