この記事は、2022年12月に台湾の台北から台南までバスのみで旅行した記録です。
まずは旅の第1日目、台北から新竹まで6本のバスを乗り継ぎます。
旅の初日、6本のバスを乗り継ぎ台北から新竹へ
実際に乗ったバスは以下の通りです。
台北バス310:台北車站→板橋車站
午前10時、台北車站の南側のバス乗り場から今回の旅はスタートします。
天気は曇り。12月初旬の台北はずっと曇りか雨でした。
台湾の南側は晴れているといいなと期待しつつ出発です。
▼台北車站の南側(忠孝西路一段)
▼旅のスタート。310番のバスに乗ります。
台北バス310に乗って、台北車站から南西に進み板橋へ。
中華路から南寧路、龍山寺駅の前を通り華江橋を渡ります。
▼華江橋を渡り、台北市から新北市へ。
▼華江陸橋から見る新店渓
文化路を南へ下ると板橋の駅前の市街地に到着します。
少し歩いて板橋車站の西側にある新北板橋公車站へ。
かなり大きなバスターミナルで、4つのプラットホームからなります。
▼板橋車站
台北バス705:新北板橋公車站→捷運永寧站
新北板橋公車站から台北バス705に乗って捷運永寧站へ。
▼台北バス705
▼捷運永寧站のバス停
捷運永寧站に到着です。
台北車站から1時間ほどバスで走ったため、都市部から郊外へと景色が変わってきました。
桃園バス715:捷運永寧站→大湳站
▼大湳へ向かう桃園バス715に乗ります
永寧からは桃園バス715に乗って、桃園市の大湳へ。
路線バスというよりは高速バスっぽい雰囲気でしたが、まあ細かいことは気にしなくてOKです。
▼路線バスというよりは高速バスのような…
▼高速バスっぽい車内(桃園バス715)
▼工業地帯らしき雰囲気(浮洲芸術河浜公園の近く)
桃園バス5010:大湳站→中壢農會
12時頃、大湳に到着しました。
大湳からは桃園バス5010に乗って中壢へ向かいます。
▼大湳の街並み。台北と大きくは変わらない
▼大湳のバス停。桃園バス5010を待ちます。
13時頃、中壢に到着。中壢は桃園市南部に位置する工業都市です。
中壢農會というバス停で降りると、そこが中壢の中心部でした。台北とは街の雰囲気ががらっと変わります。
東南アジア系の人々が多いように感じましたが、どうやら桃園の工業地帯で働く人たちのようです。
▼中壢に到着。東南アジア系の人々がやや多い?
中壢では台湾人の友達と会い、ランチとデザートを共にしました。
ランチはステーキを食べました。
黒胡子牛排健行店(Google Map)
▼友達と食べたステーキ。ちょっと甘めの味付け。
デザートは友達の車に乗せてもらって、中壢から30分ほどの場所にある豆花のお店へ。
澎湃豆花南崁店(Google Map)
▼澎湃豆花南崁店の店内
▼あんこが美味しい豆花
桃園バス5616:中壢分局→東龍中豊路口
友達と別れたらもう夕方、急いでバス停に向かいます。
中壢分局のバス停から桃園バス5616に乗って東龍中豊路口へ。Google Mapに依れば、ここで新竹行きのバスに乗り換えられるはず。
▼中壢分局のバス停
かなり暗くなってきました。台湾の田舎道を進んで行いきます。
▼龍潭中正路のバス停
東龍中豊路口から歩いて龍潭中正路のバス停に着いたものの、どのバスに乗ればいいのか…Google Mapによればこのバス停で合っているはずですが、バス停に新竹行きの表示が無く、乗り場がどこかわかりません。
困り果てていると、近くにいたおばちゃんが声を掛けてくれて、ここで待っていれば良いと言ってくれました。
そうして待っていると、また別の若い女の子に新竹に行くバスは無いんじゃないか、と言われてびっくりしていると、親切にもバス会社に電話を掛けて調べてくれました。
問い合わせてくれた結果、やはりこのバス停で合っているようで、助かりました。とりあえず待っていれば良いと。
ちなみに彼女らとは中国語で話しましたが、僕が台湾人ではないことは分かっているのだろうか?
▼中壢の南にある龍潭という街。雨が降っていました。
亞聯客運1728:龍潭中正路→新竹轉運站
10分ほど待っているとバスが到着。亞聯客運1728で新竹へ向かいます。
▼バスの車内のテレビでは台日友好の番組が(亞聯客運1728)
どうにか今日中に新竹に到着できることがわかり、ホッとしました。その途端に、なんだかこの旅が面白くなってきました。今私は台北から台南までバスを乗りついで行くという、特に目的も意味もない旅をしていて、本当にバスが来るのが不安な中、どうにか今日の目的地に辿り着けそうだ…ある種のスリルのようなものを感じていました。
20時過ぎに新竹轉運站に到着!
▼新竹に到着!(迎曦門)
新竹に到着 – 鴨肉と下水湯を食べる
新竹のホテルにチェックインします。
今回泊まったのは明月大飯店というビジネスホテル。(Google Map)
日本人の出張客が多いためか、フロントのスタッフさんは日本語堪能でした。部屋も清潔で申し分ないです。
▼新竹の明月大飯店。1泊1,100NTD程だったのでコスパ良しです。
この日の夕食は友達に教えてもらった鴨肉許というお店に行きました。
鴨肉許鴨肉面(Google Map)
▼鴨肉許の店内。気取らない雰囲気。地元民で賑わうお店でした。
鴨肉と下水湯を頼んでみました。
ボリュームたっぷりの鴨肉が美味しい!脂身が多くて、皮が美味しかったです。
下水湯は前から気になっていた台湾料理の一つ。鴨のモツのスープでしょうか?こちらも悪くないですね。コリコリしたモツの食感が素晴らしい。
▼鴨肉と下水湯
この日はバスを6本乗り継いで台北から新竹まで来れました。
というわけで、台北~台南路線バスの旅の第一日目が終了です。
新竹の街歩き – 新竹都城隍廟でビーフンを食べる
新竹には仕事で3泊しました。
仕事の合間に新竹の街を歩きました。
12月の台北はずっと雨でしたが、新竹はカラっと晴れていて気持ちがよかったです。
新竹と言えばビーフンってことで、夜は新竹都城隍廟の屋台街へ。
まずは、阿城號米粉に行ってみました。
阿城號米粉(Google Map)
ビーフンはもちろん美味しい!魚丸湯もパクチーがきいてて美味しい〜
▼阿城號米粉のビーフンと魚丸湯
続いて、同じく新竹都城隍廟にある柳家肉燥飯へ。肉燥飯の名店です。
柳家肉燥飯(Google Map)
▼柳家肉燥飯の外観。廟の目の前にあります。
▼柳家肉燥飯。ギトギト感あふれて最高!
香菇肉羹湯は大根があっさり美味しく、肉燥飯はパクチーが入ってて美味しいです。
▼香菇肉羹湯と肉燥飯
屋台を2軒はしごして、満腹になったところで廟の中へ…
▼荘厳な雰囲気の廟です
▼謝将軍。独特の表情…
▼結網藻井と呼ばれる天井の装飾。美しい
この廟と屋台が一体となった不思議な空間、面白いですね。
次の日も新竹都城隍廟で食事をすることにしました。
連家阿婆小吃(Google Map)
ここも有名なお店なんでしょうか、お昼時に行きましたがけっこう混んでました!
とりあえず、ここでもビーフンを頂くことに。
▼連家阿婆小吃
▼ビーフンは当たり前のように美味い
▼粉腸。弾力があって美味しい。
というわけで、仕事しながらでしたが新竹に3泊して、街を見て回りました。
この他にも廟を周ったりとか、東門市場に行ったりとか、基本的に食べてばっかりでしたが楽しかった〜
▼市場にも行きました
次回は新竹から台中までのバス旅について書きます!
コメント