タシュケントからサマルカンドへの移動方法を3つ紹介します!(飛行機/鉄道/バス)
サマルカンドといえば、青の都として知られるウズベキスタンの古都。
青碧のタイルで飾られたシャーヒ・ズィンダ廟や、世界遺産に登録されているレギスタン広場など、歴史と美しさが融合した見所満載の街です。
私はウズベキスタンが大好きで、これまでに2回(2019年と2023年)行ったことがあります。
タシケントからサマルカンドへはバスと鉄道で移動した経験があります。
この記事では以下の3つを解説します。
特にこの記事では、2023年5月に高速列車アフラシアブ号に乗ってタシュケントからサマルカンドまで移動した記録を詳しく書いていきます。
ウズベキスタンの美しい景色を眺めながらの列車の旅を、サマルカンドに着くまで楽しみましょう!
※この記事の情報は2023年5月時点のものです。
タシュケントからサマルカンドへの移動方法(鉄道が一番おすすめ)
タシュケントからサマルカンドに行く主な方法は3つあります。
と言ったところでしょうか。それぞれ紹介していきます!
飛行機(1時間 – 6,000円前後)
最も簡単な方法は飛行機です。
ウズベキスタン航空の便が週4日運行しているようです。
一番速いですし、航空券予約サイトから簡単に予約できるのが良いですよね。
料金も6,000円前後とお手頃ですし、タシュケント・サマルカンドともに空港が市街地から近くて便利です!
鉄道(2時間~4時間 – 40USD~)
続いて鉄道です。毎日運行しています。
高速列車アフラシアブ号に乗ればタシュケントからサマルカンドまで2時間10分で行けます。
料金に関しては、私は日本から代理店を通して予約したのでやや割高(60USD)になりましたが、現地で予約すればもっと安く済むはずです。
ただし、現地で購入するには鉄道のオフィスに出向く必要があり、面倒ではありますね…
今回は、GWの旅行で席が予約でいっぱいになる恐れもあったため、渡航の約1ヶ月に代理店を通して購入しました。
それでも1等車は満席で、なんとか2等車の予約が取れました。
予約するのにやや手間のかかる鉄道ですが、車窓からの風景が楽しめるので、個人的には一番おすすめです!
バス(5時間 – 300円前後)
2019年にウズベキスタンを旅行した際は、タシュケントからサマルカンドまでバスで行きました。
5時間ほどかかりますが、とにかく安い!25,000ソム(約300円)でした。
安さ重視でいくなら、バスがおすすめですね。
バスの乗り方は以下の記事で詳しく解説しているので、よかったら読んでみてください!
YouTubeでもタシュケント→サマルカンドのバス旅の様子を紹介しています。
鉄道の予約 – ウズベクフレンズで予約を代行してもらう
タシュケント-サマルカンドの鉄道のチケットは「ウズベクフレンズ」という会社に頼みました。
日本から購入する際は、やはり代理店を通すのが便利です。
リンク先の鉄道予約フォームからチケットの依頼を送り、後はメールでやり取りをしてチケットの購入をしました。
購入したチケットと金額は以下の通りです。
ウズベキスタンの鉄道はいつも混んでいますが、GWの時期は特にいっぱいだったようです…
1等車が予約で埋まっていたので2等車を予約しました。
手数料込みの値段ですが、自分で買う手間を考えれば妥当な価格かなと思います。
チケット(紙)はタシュケントのホテルまで届けて頂き、その場で現金(USD)で決済という形でした。
メールからチケットの受け渡しまで丁寧にご対応頂き、感謝です!
タシュケントからサマルカンドへ!2時間の快適な列車の旅
さて、タシュケントから列車に乗ります!
タシュケント駅は中心部の南東にあります。
出発の30分前にタシュケント駅へ
念のため、出発の30分前にタシュケント駅へ向かいました。
駅の構内に入る前に、パスポートとチケットのチェック、それから簡単な荷物検査があります。
早朝だったためかあまり人が多くなく、スムーズにチェックを済ませて駅構内に。
一応、駅の施設と列車は撮影禁止ですが、周りの人達もバシャバシャ撮ってたので撮りました(笑)
朝だし人少ないのかな〜と思っていましたが、駅の中に入ると列車待ちの人たちでごった返していました。みんな同じ列車に乗るようです。
駅構内には簡単な軽食屋があり、朝ごはんを食べたりコーヒーを飲んだりすることができます。
時刻は朝7時半、私も売店でコーヒー買ってみました。紙コップのインスタントコーヒーで目を覚まします。
アフラシアブ号に乗る
定刻の10分~15分前に列車が到着。
周りの乗客を見渡すと、外国人が多いことに気が付きます。GWだったので日本人もちらほら。
ウズベキスタンは2018年にビザの取得が不要となって、日本人観光客がかなり増えたみたいです。
車窓からの景色と車内サービス
列車が出発して程なく、車内サービスとして軽食と飲み物の提供が始まります。
ネスカフェの甘ったるいコーヒーです。普段はブラックしか飲まなくても、ウズベキスタンで飲むと甘いコーヒーも美味しいです。
窓の外は草原と砂漠が繰り返すばかりです。
この景色を楽しめるようになると中央アジアの旅の上級者ですね(?)
サマルカンドに到着!
タシュケントから2時間でサマルカンドに到着です!
東京-大阪の新幹線よりも短いです。景色を見ていたらあっという間ですね。
ウズベキスタンの鉄道駅舎はすべてこのデザインのようですね。ヒヴァ駅やヌクス駅も同じでした。
というわけで、「青の都」サマルカンドに到着です!
今回の滞在ではサマルカンドは1泊だけでしたが、レギスタン広場やシャーヒ・ズィンダ廟群を観光して、目一杯楽しむことができました。
復路はシャルク号で4時間かけてタシュケントへ
サマルカンドからタシュケントへはシャルク号で4時間かけて戻りました。
サマルカンド駅はステンドグラスが素敵でしたね〜
余談:タシュケントからサマルカンドでバスで行く方法
タシュケントからサマルカンドへはバスも便利です。
地下鉄のオルマゾール駅の近くにバス乗り場があります。
2019年に旅行した際の情報ですのでやや古いですが、所要時間は約5時間、料金は25,000スムでした。
時間はかなりかかりますが、鉄道より安いですし、予約も不要なので便利ですね。
以下の記事でバスの乗り方を詳しく解説していますので、読んでみてください。
また、以下の記事ではウズベキスタン旅行についてかなり詳しくまとめています。参考になると思うので、読んでもらえると嬉しいです!
では、今回は以上です!
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