この記事は、2022年12月に台湾の台北から台南まで路線バスのみで旅行した記録を綴ったものです。
バスの窓から見える美しい風景や訪れた街の魅力などを書いていきます。
道中のバスの乗り継ぎや時間の経過なども詳細に記しました。
台湾の魅力をたっぷりと味わいたい方にとって、参考になれば嬉しいです!
前回の記事:
台北~台南路線バスの旅③台中から嘉義へ、台湾南部の田舎道を走る
今回は最終回の第4回目。嘉義から台南まで、バスを3本乗り継いで行きました。
嘉南平原ののびのびとした景色が楽しめました。
旅の最終日(4日目)、3本のバスを乗り継ぎ嘉義から台南へ
嘉義から台南に行くまでに乗ったバスは以下の通りです。
嘉南平原を南下し、目的地である台南まで至りました。
嘉義客運7207:彰化銀行(嘉義)→鹽水
嘉義のホテルをチェックアウトしてバス乗り場へ向かいます。
11時出発のバスに乗って、まずは台南市の鹽水まで。
バスは鉄道の嘉義駅の裏にある「嘉義市轉運中心」ではなく、街中の中山路にある「嘉義客運中山站」から出発します。
バスの駅名は彰化銀行(嘉義)です。
間違って「轉運中心」に行ってしまってちょっとだけ時間をロスしましたが、なんとか出発には間に合いました。
嘉義客運中山站(Google Map)
外見から一瞬、ここがバス乗り場なの?と思わず首をかしげてしまいましたが、やや戸惑いながら中に入ると、確かにそこはバス乗り場でした。
▼嘉義客運中山站の待合室
待合室には中高年の方々が多く、若者の姿は見当たらず・・・
やはり嘉義ぐらいの地方都市だと、若い人の多くは車で移動するのでしょうか。
▼嘉義客運中山站の時刻表
ホワイトボードを使ったアナログな時刻表を見て、鹽水行きのバスがあることを確認します。
11時ちょうどにバスは出発しました。
▼鹽水行きのバスが出発(嘉義客運7207)
▼快晴。緑が豊か。
▼これぞ嘉南平原?雲の間から日差しが降り注ぐ。
▼嘉南平原の畑。なんの作物かはわからず…
興南客運棕幹線:鹽水→佳里站
嘉義から1時間ほどで鹽水に到着。
そのまま向かい側のバス停から、佳里行きの興南客運の棕幹線バスに乗ります。
▼鹽水のバス停
鹽水から佳里まで、嘉南平原の豊かな大地を走り抜けます。
▼嘉南平原を進む
田畑やとうもろこし畑、そして椰子の木々が南台湾の肥沃な土地に広がっています。
今日も快晴で、心地よい気分でした。どんよりした台北と比べると、南部はいつも晴れ渡っていて、爽やかな気持ちになります。
車窓から見える台湾南部ならではの自然の風景は、やはり素晴らしい。
興南客運藍幹線:佳里站→成功路
12時半、佳里に到着。鹽水からはたったの30分でした。
佳里站(Google Map)
▼佳里站。ここで台南へ向かうバスに乗る。
同じバス停から興南客運の藍幹線に乗ります。これがいよいよ最後のバスです。
▼興南客運(藍幹線)の車内
西港大橋という赤い大きな橋を渡ると、台南の市街地に入ります。
西港大橋(Google Map)
▼西港大橋を渡って台南へ
▼椰子の木が美しい台南
13時半ごろ、台南市の中心部に到着。
成功路という台南車站の西側にあるバス停で降ります。
▼成功路(台南市中心部)
ここでついに、台北から始めたローカルバスの旅が終わりました!
3泊4日、16本のバスを乗り継いで、ようやくたどり着きました。
台南に到着!とりあえず、茶の魔手でお茶を買ってホテルで小休止
台南に着きました!
バス停の成功路から歩いてホテルへ向かいます。
途中で見つけた茶の魔手でお茶を買って休憩〜
やはり台南といえば茶の魔手ですな。
▼台湾南部のドリンクスタンドチェーン「茶の魔手」
台南のホテルは奮発して台南富信大飯店へ。
1泊1万円ぐらいしました。
台南だとかなり上位ランクのホテルですね。
▼エレベーターホールの窓から見る台南市街地
部屋広い!!!しかもフルーツまで用意されてある。
▼台南富信大飯店
久しぶりの高級ホテルで、これまでの旅の疲れを癒やしました。
それにしても、台北から16本ものバス乗り継ぎで台南まで行くなんて…思い返すとなかなか大変だったなあ〜
でも、台湾の西海岸の都市を巡りながらバスの車窓から様々な景色を楽しむことができたのは、本当に素敵な思い出です。
以上、台北-台南路線バスの旅でした!
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