台北から台南まで路線バスで行く方法!3泊4日で合計16本のバスを乗り継ぐローカルバスの旅

東アジア

台北から台南まで、バスのみを乗り継いで行ってみました。

この記事では、3泊4日で合計16本のバスを乗り継ぎながら、台北から台南まで旅した記録を綴っていきます。バスのみを頼りに進む旅路、車窓から眺める台湾の風景が素晴らしかったです。

バスの車窓から見た嘉義から台南に広がる嘉南平原の風景

このような酔狂な旅を試みる人は少ないでしょうが、参考になれば幸いです。

台北から台南まで、路線バスで行こうと思った経緯

これまで私は台湾には10回以上行ったことがあり、学生時代に台北の師範大学で語学留学をしていたこともります。そのため、私にとっての台湾は「旅慣れた土地」ではあるのですが、だからこそ、バスを乗り継いで台南まで行くという酔狂な旅の計画につながったわけです。

コロナ禍が収束しつつある2022年12月、3年ぶりにほとんど自由に旅行できるようになった台湾を思いっきり楽しむために、このバス旅を敢行しました。

台北車站からバスに乗り込み、台南へ向かう。

そもそも、このバス旅の計画に至ったのはコロナ禍で自宅に閉じこもっていた時に「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」という映画をAmazon Primeで見たことがきっかけでした。映画の内容はさておいて、路線バスを乗り継げば台北から最南端にある鵝鑾鼻(ガランピ)まで行くことができるという事実のみが印象に残りました。

「そうか、バスだけで台湾の南北を縦断できるのか…」
このアイデアは私の頭に残り続け、コロナ禍が落ち着いたこのタイミングで実行に至ったわけです。ただ、鵝鑾鼻に特段興味があるわけではなかったため、台北から台南までとしました。

旅のスケッチ

どのバスを乗り継げば台北から台南まで行けるのかは、映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」を見れば難しくありません。実際、ほぼこの映画の旅をなぞる形になりました。

また、Google Maps を使えばかなり正確にバスのルートを提示してくれます。今回の旅はほとんど Google Maps に頼ることになりました。

映画と Google Map の情報をもとにおおまかに旅程を組むと、台北から台南までは3日から4日で行けることがわかりました。急ぐ旅でもないため、4日間で計画しました。

  • Day1:台北→新竹
  • Day2:新竹→台中
  • Day3:台中→嘉義
  • Day4:嘉義→台南

新竹、台中、嘉義の三都市に泊まる4日間の行程となりました。

台北〜台南のバス旅行で実際に乗ったバス一覧

以下は実際に私が乗ったバスの16本の一覧です。

2022/12/04(台北→新竹)
  1. 台北バス310:台北車站→板橋車站
  2. 台北バス705:新北板橋公車站→捷運永寧站
  3. 桃園バス715:捷運永寧站→大湳站
  4. 桃園バス5010:大湳站→中壢農會
  5. 桃園バス5616:中壢分局→東龍中豊路口
  6. 亞聯客運1728:龍潭中正路→新竹轉運站
2022/12/07(新竹→台中)
  1. 苗栗客運5801:新竹站→苗栗站
  2. 苗栗客運5814:苗栗火車站→大甲站
  3. 台中客運154:大甲車站(中山路)→臺中女中
2022/12/08(台中→嘉義)
  1. 總達客運6333:干城站→草屯
  2. 彰化客運6924:草屯→員林轉運站
  3. 員林客運6882:員林轉運站→西螺
  4. 員林客運 6880:西螺轉運站→嘉義市轉運中心
2022/12/09(嘉義→台南)
  1. 嘉義客運7207:彰化銀行(嘉義)→鹽水
  2. 興南客運棕幹線:鹽水→佳里站
  3. 興南客運藍幹線:佳里站→成功路

各バスの乗り継ぎ方や、途中で泊まった街については以下の4つの記事で紹介しています。
よかったら読んでみてください!

以上、台北から台南まで路線バスで行く方法でした!

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