台湾・新北市にミャンマー人の街があるのをご存知でしょうか?
MRT南勢角站から歩いて15分ほどのところに華新街という通りがあるのですが、今回はそこに行ってきました!(2016年7月)
南勢角はMRT中和新蘆線(オレンジ色)の最南端にあり、台北車站からは約30分の距離です。
華新街(ミャンマー街)はこんなところ!異国情緒あふれる雰囲気がいいね
MRT南勢角駅から徒歩10分ほどの場所にミャンマー街はあります。正式には華新街という通りで、入り口には「南洋観光美食街」の表示があります。
「美食街」ということで、通りの左右には沢山の飲食店が並んでいます。至る所にビルマ文字の看板があって趣がありますね。
華新街は、端から端まで歩いて5分もかからない小さな通りですが、異国情緒がたっぷりで楽しいです!
異国のなかにある異国という、旅人にはたまらない光景でした。
お茶屋さんの光景。台北の中心部よりものんびりした空気が流れています。
海運会社?貿易会社?のポスターが掲示されていました。
小道に入るとマーケットがあってここも面白そう。ディープ台湾って感じだな〜
野菜やスパイスなどが売られていました。
インドカレーのお店を見つけて、入ってみることにしました。
店内の様子。家族経営のお店のようで、家族写真やお客さんとの写真が貼ってありました。
私が行ったときはおっちゃんとおばちゃんが店にいました。
メニューのひとつとして窓に張り出されていた、印度香米飯というのをオーダーしてみました!
出てきた料理はこんな感じ!ビリヤニのようなチャーハンのようなご飯に牛肉のカレーがかけられています。サラダと辛そうなソースもついてた。
スパイスの効いたご飯とよく煮込まれた牛肉がマッチしていて、すぐに平らげてしまった!美味しかった〜
ミャンマー街についてのさらに詳しい記事
台湾人のブロガーが書いた記事を見つけたので貼っておきます。
♌趴趴走-新北中和緬甸街(華新街)(菲比傻大姐&肉豬)
YouTubeでもミャンマー人街(緬甸美食街)の紹介動画を見つけました。
新北市の広報資料のなかにある蕭青陽というデザイナーさんの書いた文章
ググってたらこんな資料を見つけました。
http://attach.tour-ntpc.com/downloadarea/20140305162506.pdf(PDFです)
新北市の広報資料のようなのですが、なかなか面白いので抜粋しておきますね!
有名人の話:蕭青陽
便利な都市生活、想像力を養う新北市の新店・中永和は地理的につながっており、私も四十年以上この地域で生活している。新店で生まれ、中和で小・中学時代を過ごした。職場も永和で、もうこの街から離れなくなっている。
中永和地区は道が狭く、住宅街、文教地区、印刷工場地区のイメージが強く、観光スポットは無いと思っているだろう。しかし、ここでは「生活観察旅行」ができる。
私の母校である興南小学校は、「泰緬街(タイ・ミャンマー街)」と呼ばれる興南街付近で、同級生のほとんどがタイ・ミャンマー地区華僑の二世。彼らの話し方には独特のイントネーションがあった。毎年4月になると、泰緬街では水掛け祭りが行われ、小学生は皆それに参加していた。泰緬街の子供時代の記憶は遊び場であった。泰緬街は外国のようなゆったりとした時間が流れる。
後に、泰緬街は新北市の特色のあるエリアとなった。ここにはインドネシア・タイ製品が売られている専門店があり、現地の調味料や即席麺等の各種食料や日用品、雑誌、CDが取り揃えられているので、私もここに足を運ぶのが好きだ。私は昼休みになるとよく泰緬街で食事をする。約10分の道のりではあるが、そこでは東南アジアの料理が食べることができ、ミャンマー語やタイ語を耳にすることができるので、海外に来たような感覚になる。インドネシアクレープとミルクティーを頼み、周りの様子を見ていると、皆ラフな格好でこの異国料理を堪能しており、食後にはコーヒーを飲んでいる。東南アジアののんびりとした空気が流れており、まるで、パリのシャンゼリゼ通りでコーヒーを飲んでいるようで、心地よく、ゆったりとしている。
泰緬街では、タイ語・ミャンマー語を耳にし、クーン(ミャンマーの噛みタバコ)の店があり、ここは東南アジア生活そのもの。もし、友人が食事に誘いに来たら、泰緬街へ連れて行くのが好きで、泰緬街の人たちから、「泰緬街の広報大使」と呼ばれている。海外旅行をすると、現地の蚤の市に行くのが好きだ。中永和には台湾で最も大きな蚤の市 – 福和橋跳蚤市場があり、ここは規模が大きく楽しめるので、外国の友人にも強く薦めている。もし、台湾のグルメを代表するものが食べたいと言えば、永和中正橋にある永和豆漿を一番に薦める。
では、今回は以上です!
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