シェキの街歩き&キシュの古代アルバニア教会への行き方を解説!

コーカサス

2023年7月にアゼルバイジャンのシェキを訪れたので、行った場所の紹介をしていきます。

シェキはアゼルバイジャンの北部に位置する古都で、レンガ造りの家々の景観が素晴らしい街でした。
街全体が悠久の歴史と美しさを持つ場所であり、訪れる価値が十分にあります。

アゼルバイジャンの古都 – シェキの見どころを紹介

では、シェキの見どころを紹介していきます!

キャラバンサライ

シェキの中心部から東へ20分~30分ほど歩くと、旧市街の風景が広がります。
そして、その中で特に目を引く古い建物があります。

キャラバンサライの中庭

かつてシェキはシルクロードの要所として栄え、当時利用されていたキャラバンサライ(隊商宿)が今も残っています。このキャラバンサライは、商人たちが休息し貿易を行った場所であり、その歴史を感じることができました。

今現在もホテルとして宿泊可能だそうです。

今でも泊まれるそうです

私は泊まりませんでしたが、静かで良いところでした。

シェキ・ハーン宮殿

「シェキ・ハーン宮殿」は、シェキでの最大の見どころです。
シェキの中心部からは徒歩30分ほどでしょうか。坂がキツいので車で行っても良いでしょう。

入場料は9マナトだったはず。(記憶が曖昧です…)
ちょっと高いですね。

シェキ・ハーン宮殿

この宮殿は、18世紀にこの地域を統治していたシェキ・ハーン一族が居住していた場所で、シェキの歴史地区とともに世界遺産に指定されています。

宮殿から坂を下っていくと、周りの山々がよく見えます。天気がよく、虫の声が聞こえてきて、気持ちがいい。

シェキの風景
ドーム状の建物

このあたりは歩くだけで楽しいです。レンガ造りの建物が山の緑に映えて、すごく素敵でした。

シャキハノフの宮殿(Shakikhanovs’ Palace)

シェキ・ハーン宮殿から西に少し戻ると、住宅地の中に「シャキハノフの宮殿」があります。
ここも入場料は9マナト。中にほとんど見るところが無いわりに高いです。

シャキハノフの宮殿

宮殿の庭はよく整備されていて、美しかったです。静かで良い場所ですが、9マナト支払う価値があるのかは微妙です。

シェキ中心部のお店

シェキの中心部と言っても、人口約6万人の田舎町なので、レストランやカフェが数件ある程度の小規模なものです。

シェキ中心部(早朝)

ソ連風の建物が並びます。スーパーに入ってみると、いろんな食材があって面白かったです。
果物は種類が豊富でどれも美味しそう。魚よりは肉類のほうが充実しているようでした。

シェキで唯一?のスーパーマーケット
果物は充実している
きれいに並べられた魚の缶詰
肉や魚も売られている

中心部と言っても大したものはなく、スーパーを見て回ったり、カフェで休憩したりすれば、やることはなくなります。両替はバクー銀行でできるようです。

バクー銀行で両替可能

キシュ村の古代アルバニア教会への行き方

シェキから北に5~6kmほどのところにあるキシュ村。
そこには12世紀に建てられたという古いアルバニア教会があります。

結論から言うと、シェキの住宅街を歩いているときに声を掛けてきたタクシーのおっちゃんに連れて行ってもらいました。キシュまで行って帰って15マナト。車は「ロシア製のLADA」でした。
そのおっちゃんがしきりに「ロシア製のLADAだ、キシュに行こう」と言っていたのが記憶に残っています。

古代アルバニア寺院

車に乗って約10分ほどで、キシュ村に着きます。石畳の道を上っていくと、そこに古代アルバニア寺院がありました。もちろん入場料を取られます。9マナト。やはり高いですね…

教会の中は博物館になっているのですが、入り口の前に人骨が展示されてあって、やや不気味でした。

しかし天気が良くて、景色は最高。緑に覆われた山々が美しかったです。

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