バクーからシェキまでバスで移動する方法を徹底解説【アゼルバイジャン旅行】

アゼルバイジャン

2023年7月にアゼルバイジャンを旅行した際の記録です。
本記事では、バクーからシェキまでバスで行く方法を詳しくお伝えします!

こんなバスで移動しました

バスターミナルの場所、チケットの買い方、料金、注意点などをなるべく詳しく書いていきますので、ぜひ参考にしてください。

YouTubeでも今回のバクーからシェキへの移動方法を解説しています!バクー→シェキ→トビリシと旅した様子を撮っているので、参考になれば幸いです。

バクーからシェキまでのバスの料金・所要時間

まずは概要からお伝えします。約5時間のバスの旅となります。

バクー→シェキのバス旅の流れ
  1. バクーのバスターミナルでチケットを買う(シェキまで1人10.6マナト)
  2. バスが出発(9時50分発)
  3. 昼休憩
  4. シェキのバスターミナルに到着(15時着)

私は朝早くにバクーのバスターミナルへ行ってチケットを買い、運良く9時50分発のバスに乗れました。
もちろん他の時間帯のバスもあるので(9時50分の次は11時でした)、バスターミナルで確認してみてください。

バクー→シェキのバス旅の詳細

バクー市内(カスピ海沿いにあるミニ・ベニスから)

続いてバクーからシェキまで行く方法の詳細です!

地下鉄で「Avtovaghzal 駅」まで行く

シェキ行きのバスが出発するバスターミナルは地下鉄の「Avtovaghzal」(※バスターミナルの意)という駅の近くにあるので、まずはバクー市内から地下鉄の駅へと移動します。

私はバクー旧市街のホテルに泊まっていたので「Icherisheher」という駅から地下鉄に乗りました。
地下鉄に乗る際はバクーカードが必須です。空港または地下鉄の駅で入手できます。

バクーカードで地下鉄に乗る
プラットホームへと地下深く下りていく

ホームに降りると朝の通勤ラッシュのようで人がいっぱいでした。
とは言っても東京のそれとは比べ物になりませんが…

バクーの地下鉄は駅構内にも列車にも広告が無くて気持ちがよかったです。ある種の開放感がありますね。
駅には職員の他にも軍人らしき人もいて、セキュリティは万全という雰囲気です。

バクーの地下鉄に乗る

1度だけ乗り換えをして「Avtovaghzal 駅」に到着。
ここからバスターミナルへは地下鉄内の案内板に従えばOKです。たしか International Bus Terminal という案内が出ていたと思います。

地下鉄の出口からすぐのところに、バスターミナルはあります。
実際の場所は以下の Google Map の通りです。

バスターミナルは建物の3階にあります。
3階までエレベーターで上がると、写真のようなだだっ広い空間に出ます。チケット売り場は奥にありあす。

チケット売り場は写真の奥側にある

バスターミナルでのチケットの買い方

チケット売り場に行って係の人に「シェキに行きたい」と伝えるとカウンターに案内してもらいました。
バスターミナルに着いたのが8時45分だったので、9時50分発の便に乗れたらいいなと思っていたら、なんと満席…

各地へのバスの出発時刻と料金表

仕方なく11:00発のチケットを買いました。料金は10.6マナト。

出発まで2時間。「どうやって時間を潰そうか…」と途方に暮れていると、別の職員の人に「キャンセルが出たか調べてみる」と言われ、チケットオフィスの人に確認してもらうと1席だけキャンセルが出ていました。

すぐにチケットを取り替えてもらって、9時50分発のバスを予約できました!本当にありがたかった…

取り替えてもらったチケット

チケットが買えたことに安堵し、朝食代わりのコーヒーを飲むことに。
チケット売り場の前に、軽食と飲み物を売る売店があり、そこでコーヒーを頼みました。

チケット売り場の売店
あま〜いコーヒーを一杯(1マナト)

インスタントコーヒーに角砂糖を2つ入れ甘くしたものです。美味しい!
旅行に来るとこの甘々のコーヒーがとても美味しく感じます。天気も良くていい朝でした。

バスに乗車!シェキまで5時間の旅

バスに乗り込みます。

シェキ行きのバスの車内

私の席は最後尾の右側。窓際なのは良いけれど、席はリクライニング倒されたまま戻らず、座り心地は良くなかったです。シートベルトもないのでちょっと不安でした。

定刻通り、9時50分に出発します。

バクーのバスターミナル

バクー市街地を出るとすぐに荒野と言うか乾いた大地が現れます。
カスピ海沿岸の幹線道路を走る。天然ガスだろうか?パイプラインの会社の工場が見えます。

バクーを出発してすぐ荒野のような風景が現れる

10時50分頃、海岸沿いの道を右折して山の方角へ進みます。鉄道の線路と並走します。

鉄道と並走する

少しすると乾いた大地にだんだんと緑が増えてきました。
対向車はやはりトラックが多いです。11時20分、ハジュガブルという街を通る。
牧畜でしょうか、牛の群れが見えました。この辺りは草がいいと思われます。かなり緑が増えてきている。

昼休憩

12時15分、昼休憩に入ります。
幹線道路沿いにある Saki Restaurant というお店の前にバスが停まりました。

乗客は各々、食事したり、バスの中で待ったり、トイレに行ったり…という感じ。

奥にあるのが Saki Restaurant

水だけで済まそうかと思っていたけど、店員さんに勧められるまま昼食をとりました。

キュウリとトマトのサラダ、ヨーグルトの冷やしスープ、シャシリク、パン。
食べきれなかったが美味しかったです。ウズベキスタン料理と似ています。これで15マナトはちょっと高いよね…

Saki Restaurant で昼食
停車するバス

30分ほどの昼休憩の後、再出発です。
景色にはますます緑が増えてきました。

シェキに至る道

14時頃の一番暑い時間帯。
蒸し暑いバスの中にそろそろ耐えきれなくなってきました。シェキに着いたらキンキンに冷えたコーラでも飲みたいところです。

シェキ市内に到着。随時客を降ろしつつ、終点へと向います。

シェキの街に到着

シェキのバスターミナルに到着

15時ちょうどにシェキのバスターミナルに到着!
バスターミナルはシェキ市街地を南北を走る大通りの東側にあります。

蒸し暑い車内から開放!とりあえず、バスターミナル内にある売店でエナジードリンクを買って喉を潤します。

BIZON というエナジードリンク

BIZON というエナジードリンクで、アゼルバイジャンではよく見かけました。
日本では飲まないけど、旅行中だとこういうのを飲んでしまう…

シェキの市街地。ソ連風の建物が残る。

シェキはアゼルバイジャンの古都といわれる歴史ある街。
人口は6.3万人ほどで、市街地と言ってもそれほど賑わっているわけではないです。
飲食店やスーパー、電器屋や生活雑貨の店がある程度でした。

シェキ市街地の中心部

まとめ

バクーからシェキまでバスで行く方法をお伝えしました。
シェキの街については別の記事でもっと詳しく書こうと思います!

また、以下の記事でシェキからジョージアのトビリシまで行く方法を書いていますので、国境を越える際の参考にして頂けると幸いです。

YouTubeでも今回の旅について配信しています!ぜひ見てみてください。

では今回は以上です!

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