この記事では、ウルムチの新疆ウイグル自治区博物館や国際大バザールを紹介します。
※ウルムチの国際大バザールは工事中でした。
(2018年5月9日水曜日)
中国・キルギス国境越えの旅、最終目的地のビシュケクから帰路につきます。
ビシュケク→ウルムチ→北京→羽田というルートだったのですが、ウルムチでの乗り継ぎに4時間ほど暇があったので、市内を散策することにしました。
中国・キルギス国境越えの旅はこの記事で終わりです。
長らくお付き合いいただきありがとうございました!
新疆ウイグル自治区博物館
ビシュケクから中国東方航空に乗って、13時にウルムチに到着。
機内の窓からは天山山脈が見えて素敵でした。
同日に北京行きのフライトに乗るので、ウルムチ市内に滞在できるのは実質4時間程度。
博物館とバザールに行くことにしました。
まずは空港バス(15元)に乗り、博物館を目指す!
バスで隣に座った漢民族の女の子がどこで降りたら良いか教えてくれました。
助かりました!
ちなみにこの女の子に国際大バザールへの行き方も聞いたのですが、バザールは難しいみたいなことを言っていて、???となっていました。
(中国語が聞き取れなかったw)
あとから工事中だということがわかったのですが・・・
バスを降りると地下鉄の駅が。
出口の前で果物を売っていました。ウルムチっぽい光景。というか、ウルムチって地下鉄通ってるんですか・・・
高層ビルもたくさんあり、市バスも発達していて、かなり都会でした。肌感で言うと、台北と同じぐらいの規模。大都会ですね。
大都会とはいえ、こういうふうに路上で果物が売られているのは趣深い。
ブドウは新疆ウイグル自治区の名産です。
壁に貼ってあったポスター。
富強・民主・文明・和諧
自由・平等・公正・法治
愛国・敬業・誠信・友善
社会主義核心価値観という中国共産党が提唱している価値観です。
博物館へ行く途中に新疆大学の校舎がありました。ここにも、社会主義核心価値観が電光掲示板で流れています。
(まるで洗脳である・・・)
新疆ウイグル自治区の大学生たち。
ジーンズ姿でスマホを見ながらおしゃべり。
ウルムチでもこんな先進的な光景が見られるなんて、ちょっと驚き。
青いジャージの学生たち。
新疆ウイグル自治区博物館に到着!
友好路というバスの降り場から徒歩で15分ぐらいでした。
ここでなんとバスで知り合った漢民族の女の子と再開!
自力でバザールに行くのは難しいだろうからと、次のバス停で降りて追いかけてきてくれたみたいです。
彼女はウルムチに住んでいて普段は企業で総務の仕事をしているのだそうだ。
この日は会社を休んで空港に人を見送りに行っていたらしい。
新疆ウイグル自治区博物館は、ミイラの展示が有名です。
「楼蘭美女」のミイラがここの目玉だそうな。
さすがにミイラの写真は撮れなかったけど、興味深く拝見しました。
博物館の中へ!
この博物館の何がすごいって、新疆ウイグル自治区に住む12の民族の衣装や住居を、細やかに展示しているところなんですよね。
本当、中国ってこんなに多種多様な民族が住む国なんだ!ということを実感させてくれる博物館です。
民族ごとに微妙に異なる衣装や暮らしぶりを見るのは、なかなか楽しい。
特に衣装は色とりどりで可愛くて、見ていて飽きないです。
※以下、展示物をひたすら貼ります。
各民族の説明。話す言葉や住む地域などについて書かれている。
中国の地図。
ここがミイラの展示室の入り口。さすがに写真は撮らなかった。
ウルムチ国際大バザールへ
市バスに乗って、新疆ウイグル自治区博物館から国際大バザールへ。
タクシーで行くつもりだったけど、ウルムチ在住の女の子と知り合えたおかげで市バスに乗ることができました!
安くすんでよかった^^
(しかもバス代出してくれたw)
はい、これがウルムチ国際大バザール。
工事中でした・・・開いているお店、ほぼなし。
本来なら、ここにバザールがあるのだろうか・・・
写ルンですで撮影。
数少ないお店で、ヨーグルトジュースを買った!
甘くておいしい!1杯5元。これも女の子に奢ってもらいました。
こちらはウイグル風のTシャツ。(帰国後に撮影)
最初、80元と言われたのだけど、女の子に値切ってもらって50元に。
助かるなあ!
広場に出ました。建物の上でなにやら演奏している。
この広場には楽器屋さんやお土産屋さんがありましたね。
平日なので人は少なめ?
お昼を食べていなかったので、バザールの近くのお店でウイグル風チャーハンのポロを食べました。
こちらも女の子に奢ってもらいました・・・
博物館見学に付き添ってくれたり、バザールまで案内してくれたり、食事を奢ってくれたりと、本当に親切にしてくれました!
ウルムチに住む漢民族の女の子。大感謝です。
彼女はウルムチ南駅の近くに両親と住んでいて、一人っ子らしい。
(一人っ子政策か?)
丸メガネ、ダボッとしたパーカーにスキニージーンズ。
そしてスタンスミスという日本でも流行っていそうな服装。
おしゃれですね!本当にありがとうございました。
ウルムチ市内から空港への行き方ですが、紅山というところからタクシーが出ています。
運良く漢民族のカップルとシェアすることができて、1人20元で空港まで行くことができました!
空港へ戻り、中国国際航空で北京へ。
機内食(暗い)はウイグル風の料理でした。
左においてあるタレが辛かった。
以上で、中国・キルギス国境越えの旅は終了です。
ありがとうございました!
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