【低予算】ウズベキスタンを陸路で横断した際の移動方法まとめ(タシュケント→サマルカンド→ブハラ→ヒヴァ→ヌクス)

ウズベキスタン

陸路の旅っていいですよね!

私は2019年5月に1週間ほどウズベキスタンに滞在しました。

この記事では、ウズベキスタンの各都市を陸路で周りながらカザフスタン西端の都市アクタウまで行った際の移動方法をまとめます。
主な移動手段はバスと乗り合いタクシーで、なるべく低予算で済ませました。

実際に通ったルートは、

タシケント → サマルカンド → ブハラ → ヒヴァ → ウルゲンチ → ヌクス

です。合計で5都市を周ったことになります。(ウルゲンチは通っただけ)

料金や所要時間、バスターミナルや乗り合いタクシー乗り場の場所等、かなり詳細に記しましたので、是非参考にしてください。

※2019年5月時点での情報です

タシケントからサマルカンドへの行き方(バス)

タシケントからサマルカンドまではバスを利用しました。

タシケント→サマルカンド(バス)

所要時間:約5時間
料金:25,000スム
出発地:地下鉄オルマゾール駅近くのバスターミナル(地図
到着地:サマルカンド北側のバスターミナル(地図

タシケントのバスターミナルまでの行き方と、チケットの買い方を説明します。

まず、タシケントの市街地から地下鉄のオルマゾール駅まで行きます。

駅を出るとすぐに乗り合いタクシーの客引きが声をかけてくるのですが、彼らを華麗にかわしつつバスターミナルへ向かいます。バスが集まっているところがバスターミナルです。

※ ちなみに乗り合いタクシーの料金は30,000ソムでした。
バスの料金とあまり変わらないので、わざわざバスに乗る必要もないのですが、なんとなくバスにしました(笑)

タシケントのバスターミナル

バスのチケット売り場の場所は、周りの人に聞けばすぐわかります。「KASSA(カッサ)」というのがチケット売り場です。

ここでチケットを買って(現金払いのみOKでした)、どのバスに乗り込みます。

チケット売り場

バスは中国製で40人乗り。
車内ではウズベキスタンの音楽番組が流れていて、なかなか楽しかったです。

バスの車内
バスからの景色はほとんど草原でした

サマルカンドでの到着地は街の北にあるバスターミナル。空港の近くです。

ここからタクシーに乗って市街地まで行くことを考えると、タシケントから乗り合いタクシーに乗って街まで行ってもらったほうが便利な気がしますね・・・

以下はサマルカンドのバスターミナルの Google Map です。

サマルカンドからブハラへの行き方(乗り合いタクシー)

サマルカンドからブハラまでは鉄道を利用しようと思い、鉄道のチケットオフィスに行きました。サマルカンドでの鉄道予約はここでできます(↓)。

21時00分サマルカンド発→22時40分ブハラ着の列車ががあったのですが、VIP席(11万~13万ソム)しか空いておらず断念。

というわけで、ブハラへは乗り合いタクシーで行くことにしました。

サマルカンド→ブハラ(乗り合いタクシー)

所要時間:約4時間
料金:50,000スム
出発地:ウルグ・ベク天文台の近くの乗り合いタクシー乗り場(地図
到着地:ブハラの Hotel Rumi(運転手さんと交渉可能)

サマルカンドの乗り合いタクシー乗り場はウルグ・ベク天文台の近くにあります。行き方を説明しますね。

まずは、シヨブバザールまで行きましょう。
そこのバス停(Google Map)から45番または70番の市バスに乗れば天文台まで行けます。

シヨブバザールのバス停(ここから45番または70番)

市バスに15分~20分ほど揺られれば、乗り合いタクシー乗り場に着きます。天文台で降りてそこから歩けばOKです。

ウルグ・ベク天文台近くの乗り合いタクシー乗り場

乗り合いタクシー乗り場に着くと、すぐに客引きが寄ってくるので、ブハラに行きたいと伝えましょう。もちろん、料金の交渉が必要です。

↓サマルカンドの乗り合いタクシー乗り場(ウルグ・ベク天文台の近く)

私が訪れた際は、なかなか客が集まらず、1時間ほど待ちました。なので、時間には余裕を持ったほうが良いでしょう。

ブハラでの降車地点は、宿泊先のHotel Rumiを指定しました。

欧米人、ロシア人のバックパッカーが多い宿です。中心部にある便利な宿ですね。
ドミトリー朝食付きで、たしか80,000ソム程度だったので、コスパも良かったです!

Hotel Rumiの豪華な朝食 – ブハラ

ブハラからヒヴァへの行き方(乗り合いタクシー)

ブハラからヒヴァへは乗り合いタクシーを使いました。

ブハラ→ヒヴァ(乗り合いタクシー)

所要時間:約8時間
料金:110,000スム
出発地:ブハラのカラバンバザール(地図
到着地:ヒヴァの Hotel Alibek(運転手さんと交渉可能)

乗り合いタクシー乗り場は、ブハラのカラバンバザールにあります。行き方を説明します。

まず、ホテルアジア(Google Map)の向かいのバス停から9番のバスに乗り、カラバンバザールへ向かいます。

ホテルアジアの向かいのバス停から9番に乗る

※ 市バスに乗る際は、ロシア語で「カラバンバザール」と書いた紙を運転手に見せておくと、着いた時に声をかけてくれると思います。
周りの乗客にも「自分はカラバンバザールで降りるんだ!」ということを宣言しておくと、乗り過ごすリスクを減らせます。

↓ブハラのカラバンバザールはここです。

乗り合いタクシー乗り場(カラバンバザール)

ヒヴァ行きの乗り合いタクシーは110,000ソムでした。
少し高い気がしたのですが、後にヒヴァで知り合った人は120,000ソムだったと言っていたので、ほぼ正規の料金のようでした。

8時間も車に乗るのはかなり疲れましたね〜

もちろん途中で休憩します

ヒヴァでの降車地点は、宿泊先の Hotel Alibek を指定しました。
イチャン・カラの西門の近くにあります。

ドミトリー1泊あたり12万~13万ソムと、ヒヴァの宿の中ではかなり安い部類に入ると思います。

↓ヒヴァの Hotel Alibek はこちらです。

ヒヴァからヌクスへの行き方(マルシュルートカ&乗り合いタクシー)

ヒヴァからヌクスへ行くためには、まずウルゲンチまで行く必要があります。

ヒヴァ→ウルゲンチ(マルシュルートカ)

所要時間:約40分
料金:3,000スム
出発地:イチャン・カラ北門のマルシュルートカ乗り場(地図
到着地:ウルゲンチ市街地(バザール)

ヒヴァのイチャン・カラの北門付近にウルゲンチ行きのマルシュルートカが停車しているので、それに乗ります。

↓ウルゲンチ行きマルシュルートカの場所はこちら。

ウルゲンチ行きマルシュルートカ – イチャン・カラ北門付近

40分ほど、真っ直ぐ道路を走ります。
両脇には農地が広がり、畑仕事をしている人がいました。

続いて、ウルゲンチからヌクスまでの行き方です。

ウルゲンチ→ヌクス(乗り合いタクシー)

所要時間:約2時間
料金:50,000ソム
出発地:ウルゲンチのオリンピアスタジアム(地図
到着地:ヌクスの市街地

ウルゲンチに到着すると、近くのバザールから19番の市バスに乗り、オリンピアスタジアムに向かいます。市バスの料金は1,000ソム。

↓オリンピアスタジアムはここです。

ここからヌクス行きの乗り合いタクシーに乗ります。

ちょうど出発前の乗り合いタクシーがおり、すぐに出発できました!
ヌクスでの到着地点はよく覚えていないですが、このあたりだったと思います。

↓ヌクスでの降車地点はここ。

サヴィツキー美術館まで歩いて10分ぐらいのところです。
周りの人に道を聞いて、なんとか美術館までたどり着きました。

サヴィツキー美術館

サヴィツキー美術館の入場料は48,000ソムだったのですが、受付で手持ちの現金がないと言うと、学生料金んお38,000ソムにしてくれました。学生ではないのですが、ありがたかったです!

サヴィツキー美術館にはアラル海に関する美術品、シルクロードの遊牧民を描いた絵画、サヴィツキー本人が描いたウズベキスタンの風景画など、興味深い作品が多かったです!

番外編①ヌクスからアクタウへの行き方(鉄道)

ヌクスからカザフスタンのアクタウへの移動については以下の記事からどうぞ!
チケットの買い方から詳しく解説しています。

番外編②アルマトイからタシケントへの行き方(鉄道)

アルマトイからタシケントへの移動については以下の記事からどうぞ!
こちらもチケットの買い方や料金などなるべく詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

以上、ウズベキスタン各都市間の移動方法まとめでした!

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