この記事は、2019年4月20日~5月25日までの約1ヶ月間、シルクロードを周遊した際の記録(日記)です。
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2019年シルクロードの旅のまとめ
カラコル→ソンクル湖 – 2019年5月17日(Day28)
早起きして、Park Hotelを出発する。歩いてバスターミナルへ。来た時と同じバスターミナルだ。8時40分に到着。これからコチコルへ向かう。バスのチケット300ソムを買い、出発を待つ。タバコを買った。メビウス85ソム。
08時55分、バスが出発。どうやらチョルポンアタ経由で、つまりイシク・クル湖の北岸を走るらしい。途中まではもと来た道を戻るわけだ。その方が早いのか、集客しやすいのか。4人を乗せてバスは出発。
09時30分、トゥプに到着。7人ほど乗り込んできた。
10時56分、チョルポンアタに到着。
11時55分、バルイクチの街に入る。
ここで一旦休憩。待ち時間に、「ソンクル湖はまだオープンしてないかもね。タシュラバットに行けば?」と言われる。そうなのか。それもありかもしれない。
バスターミナルの食堂に入るとサモサのいい匂いがした。みんなお茶を飲みながらサモサを食べている。けど、僕は朝ごはんをいっぱい食べていたのでここでは食べなかった。
12時24分、再出発。
13時00分、湖の端、ビシュケク方面への道路との分岐点。西へ行けばビシュケクで、南下する道はトルガルト峠へと続くらしい。我々のバスは南へ向かい、ほどなくして、コチコルに到着。
バスを降りて少し歩く。CBT(政府観光局のオフィス)は意外にもすぐに見つかった。ここでソンクル湖行きの車と現地の宿を手配したい。
オフィスというか小屋の中に入って、スタッフに値段をたずねてみる。タクシーのチャーター料金とソンクル湖のユルトの宿泊料で合計5,950ソム。ちょっと高いなと思ってしまった。けれど、ふっかけるような値段でもないし、CBTの近くにあった旅行代理店では5,350ソムとほぼ同じ値段だ。多少高いが、名の知れたCBTで手配してもらうことにした。
13時50分、ドライバーがCBTに到着。出発!
バスは快調に走り続ける。14時13分、维吾尔美食 欢迎光临 とという看板。ウイグル料理の店があるようだ。
14時22分、道路沿いの空き地で一時停車。車のメンテナンスだろうか?
その隣で魚を焼いてる屋台があり、いい匂いが漂ってくる。それにしても、こんな幹線道路の道端で、魚を焼いて、売れるのだろうか?
14時32分、 再出発。ナリンまで76km、ソンクルまで56km。道路を西へ曲がる。砂利道に入る。山に近づいてきたようで、天気が曇り始める。
14時43分、小さな村で停まる。女性2人と女の子2人が乗る。自分たちの車が故障したため、ヒッチハイクをしていたようだ。
14時48分、山道沿いの村を走っていると、ヒッチハイクしてる子供が何人かいて、通り過ぎる。明日明後日は学校が休みだから、らしい。どういうことだ?家に帰るためだろうか?車が捕まらなかったら、歩いて帰るのだろうか。
14時50分、乗ってきていた親子のうちの1組が降りていく。川ぞいに家が1軒あるだけだ。こんなところに住んでるのか。羊、馬はたくさんいるようだが。
15時05分、女性が一人降りていった。
残るは女の子ひとり。この子も学校から家に帰るのだろうか。外は結構寒くなっている。
一定の間隔で民家があり、どの家も牧畜をしている。
15時15分、山を登る。山の上でも放牧している。ヤクの放牧らしい。雪が残っている。最近雪解けしたようだ。
15時33分、前方に湖が見えた!
16時08分、少し雪が降っているようだ。
16時45分 、ソンクル湖に到着!
あたりを散策。湖は凍っている。氷が溶ける音がする。少し曇っているが良い天気。風が冷たい。湖に石を投げると氷の上で跳ねた。意外と氷は分厚いようだ。
ヤギ?羊?ずっと草を食んでいる。一日中食べているのか?
ユルトの中に入って食事!
じゃがいも、にんじん、キャベツの入ったスープ。牛肉をのせる。温かくて美味しい。ナンを浸して食べる。人参のサラダも、塩っぽい味付けで美味しい。
フランス人の男2人組と、スイス人の女の子2人組。
フランスの2人は馬に乗って6時間かけめ来たそうだ。私とはやることのスケールが違うな。
夜、月が明るい。こんなに明るい月を見たのは久しぶりだった。月面でうさぎが餅をついているのも分からなくはない。
月が湖面に映っていた。とはいえ、凍っているため、はっきりとは映らないようであったが。
このユルトを営むおばさんは旅行シーズンのみここに一人で住んでいるそうだ。毎日のように客は来るかも知れないが、大変な生活だろうと思った。オフシーズンは街に戻るらしい。
ユルト泊はフランス人2人組とドライバーと同じ部屋。
ソンクル湖→ビシュケク – 2019年5月18日(Day29)
朝、7時半起床。
湖に石を投げ入れると波紋が数十メートル先まで広がった。1分以上持続している。本当に静かだ。
ユルトの周辺を歩き回り、写真を撮って過ごした。羊の群れや牛などを追いかけてみた。適当に切り上げて、ドライバーのおっちゃんにもう戻ろうかと声をかける。来たときと同じ道を、コチコルまで帰った。
曇天。コチコルの適当な場所で降ろしてもらった。今日はアニマルマーケットが開かれていると聞いたので、行ってみたが、残念ながらほぼ終わりかけだった。羊たちが縄で繋がれて、引っ張られていく様子は、哀愁が漂う。
コチコルのバスターミナルでビシュケク行きのマルシュルートカの出発を待つ。出発前にランチをと、バーガーキング(と看板を出している店)に入るが、中はごく普通の食堂だった。プロフを頼んだ。きゅうりが添えられていて美味しい。
14時00分、出発。200ソムを支払う。
15時25分、ケミンという街を通り過ぎる。チョルポン=アタに行ったときと同じ道を戻っている。
16時30分、ビシュケク市街地に入った。ビシュケクでも雨が降っている。
16時50分、ビシュケクのバスターミナルに到着。歩いてホテルまで向かう。今日の宿はViva Hotel Bishkek。バスターミナルの南側で、オシュバザールも近い。
ホテルで休んだ後、近くの適当な食堂で食事をとり、ぶらぶらと散歩。さらにハンバーガーを買って腹に入れた。どうしてもハンバーガーが食べたかったのだ。
明日、オシュへ向かう車を探そうと、乗り合いタクシーの運転手らしき人に声をかけてみる。オシュまでは行けないが、手前のジャララバードまで行ってくれるそうだ。明日朝7時ごろに同じ場所まで来いとのこと。何かあったときのために、ドライバーの電話番号と車のナンバーを控えておいた。料金は…忘れた。
ビシュケク→オシュ – 2019年5月19日(Day30)
早起きした。06時15分に乗り合いタクシー乗り場へ。乗り場と言っても、ただ道端に車が停めてあるだけだが。
昨日会った運転手と会う。とはいえ、乗り合いのため、すぐ出発するわけではないので待つ。天気は曇り。この運転手たちはどこで寝ているんだろうか?車の中か?
売店でマルボロ90ソムを買う。朝からウォッカを飲む2人組。道路の掃除をする人。
早く来たおかげで一番前の席を確保できた。ビシュケク・オシュ間の道は、絶景が見られるという噂だったから、よく見える席に座れてよかった。
08時09分、 数人の乗客とともに出発!
08時28分、ビシュケク市街地を出る。雨は止んだようだ。
09時22分、左折。前方に雪山!
09時58分、なぜか停車。10分後に再出発。
10時12分、料金所。これから山道に入るようだ。
10時50分、山を登る。
10時55分、トンネルに入る。
11時42分、両手に山。一直線の道を時速130kmて走る。雲が近い。
11時56分、辺り一面雪。霧が出て、50m先も視認できない。ゆっくり進む。
12時39分、昼休憩。ドライブインのような食堂に入る。ドライバーと乗客一同で、ラグマン(200ソム)とチキンを食べる。
13時29分、出発。晴れてきた!右手に湖が見える。トクトグルという街に入った。
13時43分、辺り一面が、緑の低い山に!気持ちいい!車は100kmで飛ばす!
13時56分、緑色の野菜を出してヒッチハイクする人たちが数人いた。
13時57分、川を越える。
14時46分、カラコルの街に入る。
14時55分、警察に止められる。
15時16分、トンネルに入る。
15時51分、Taskomurの街に入る。だいぶ標高は下がったように思える。日差しが強い。緑色の川が右手にある。
16時05分、平地に入った。
16時20分、オシュまで173km 左折する。
16時37分、コチコルアタの街に入る。
17時04分、オシュまで130km
17時26分、ジャララバードの街が見えた!
17時35分、一緒に乗っていた3人組の男が降りていった。
17時50分、ジャララバードのバスターミナルに到着。250ソムで乗り合いバスに乗車。
18時03分、ジャララバード発。
18時27分、丘を越える。幾重にも連なる高くない丘が見える。
18時58分、ウズゲンの街に入る
19時28分、緩やかな丘陵が左右に広がる。
19時41分、ソムがなかったのでドルで支払う。隣の男が2ドルと150ソムを交換してくれた。オシュまで8km。陽があるうちに到着できそうだ。12時間かからず到着できそうで良かった。
19時50分、ホテル近くで降りる。まだ明るい。歩いて、本日の宿「Lovely home for you」へ向かう。住宅地を数分歩くと、宿泊施設っぽさは全くない、ただの民家があり、そこに宿の表札が掛かっていた。家族経営の民泊のような感じだ。宿の主人のお子さんらしき少年が、手伝いのようなことをしていた。ドミトリーに泊まったが、客は私しかいないようだった。
オシュの街に出て、適当に夕食をとる。ラグマンとシャシリク。丸一日移動で疲れた。
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