新疆ウイグル自治区のカシュガルにあるパキスタン料理屋の話です。
色満賓館(セマンホテル)という、カシュガルの西の方に位置する、歴史のあるホテルの近くにあります。
この色満賓館の周辺は、中パ国境(カラコラムハイウェイ)からカシュガルに向かう際の入り口となるエリアで、パキスタン人を多く見かけます。
パキスタン人御用達の宿もあります。
少しだけ色満賓館(セマンホテル)の紹介
カシュガルの色満賓館(セマンホテル)は、かつてはバックパッカーで賑わった宿だそうです。
館の一部がロシアの領事館であったため、荘厳な雰囲気を湛えています。内装も大変美しいそうです。
▼この建物はおそらく旧ロシア領事館ではない
▼別の角度から撮った色満賓館
カシュガルでも有数の老舗ホテルですが、ここのウイグル人オーナーとその一家は収容所送りになったようで、現在は行方不明だそう・・・
パキスタン料理店「巴哈古茶饭店」の紹介
そんな物々しい色満賓館ですが、向かいにある「巴哈古茶饭店」というパキスタン料理屋のカレーが美味しいです。
Google Mapには載っていないですが、おおよその場所を示しておきます。
Baidu Mapには載っていました。
リンク:巴哈古茶饭店
入り口に鉄格子が付けてあって、物騒な雰囲気を醸し出していますね。
カシュガル旧市街では見かけませんでしたが、色満路のあたりには鉄格子がはめ込まれた扉をよく見かけました。
▼メニュー(読めない)
店に入ったときはほとんどお客さんがいませんでしたが、あとから混んできました。
みんなパキスタン人のようでした。
▼じゃがいもと挽き肉のカレーを注文しました。
なかなか美味しいです。
素朴な味のカレーでした。そんなに辛くない。
ウイグル料理に飽きていたので、ちょうどよかったです。
▼なんとなく厨房を覗いてみる。意外と?物が少ない。
冒頭で述べたとおり、色満路の周辺はパキスタン人が多いです。
7年ぐらい前に泊まったこの宿もパキスタン人御用達でした。
わざわざカラコラムハイウェイを越えてカシュガルに旅行に来る人や、商売のために来る人が多いようです。
そう言えば、この宿の主人はえらく無愛想なウイグル人だったなあ・・・
▼パキスタン人御用達のサハラホテル
そんなわけで、今回は以上です。
コメント